〜病院の徒然日記〜



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ねこ まっしぐら

Author:ねこ まっしぐら
~スタッフ紹介~
:犬世話係。なめられてます。噛まれます。踏まれます。。

:ちゃぼ 12歳(猫♂)
  年老いてますます元気。いつもソニアに狩られています。

:ソニア 9歳(♀) 
  クリームのサルーキーです。縁があって我が家に来ました。  完全無欠な女王様・・

:うるは 7ヶ月(♂)
  グリズルのサルーキーです。
  先代クレハの弟分として、今後供血犬として頑張ります!



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輸血の難しさ
こんにちわ。久々の更新です!
4月に入り、ワンちゃん達の狂犬病予防注射&フィラリア予防で病院はにわかに活気づいております(^_^)



さて、皆様にお願いも兼ねた近況報告・・

現在、骨髄の病気である再生不良性貧血(みなさんも一度は耳にしたことがあると思います)で苦しんでいるワンちゃんがおります。

この病気は、赤血球・白血球・血小板など生きていく上で非常に大切な血液成分が全く作れなくなってしまう病気です。
これまでに数回の輸血を行いましたが、血液の寿命はとても短いためすぐ血球は減少し、今後も繰り返し血液を補充しないと命を維持出来ない状態です。

飼い主様は勝ち目が低いと重々理解された上で・・・でもこの病気と真っ正面から闘うことを選択されました。


動物の輸血について・・・
犬にはDEA1.1 1.2 3 4 5 6 7 8と複数の血液型が存在します。これらは赤血球表面の抗原をターゲットとしたもので、その他にもたくさんの抗原の関与が考えられています。
人と同様、輸血前には血液型判定やクロスマッチといった血液が合致するかどうか検査を行いますが、その他抗原の存在がすべて確認出来ないことから、輸血に伴う副反応は完全に予防が出来ません。



人間の様に、確立した輸血バンクの創設と安定した血液の供給は現状として実現が困難です。
当院では輸血犬がおりますが、その子の命を削り他のワンちゃんを助けることの難しさ、また採血量や回数の限界を考えたとき、多くのドナー犬(供血犬)の存在は不可欠と考えられます。


一つの命を助けるために血液を分けて下さい、と気軽な気持ちで頼むことは出来ません。
でも、どうしても諦めきれない気持ちもあること、
いつかお別れが来ることが分かっていても、それでも幸せな時間を少しでも長く過ごすことが出来たら・・と思ってしまいます。


この気持ちに共感して下さる方がいらっしゃいましたら幸いです(^_^)


硬い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!


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ウルハの血液が少しでもこの子を楽にしてくれますように。。
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